
【注意】この記事は、一昨年2020年に書いたものです。またnoteを再開したいと思いたち、まずは下書きに入っていたものをアップしようと思いました。
今後は、日々の色々な気づきを備忘録も兼ねて書いていこうと思います。以下、一昨年書いた小説関連のお話。
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小説を書くのはまったくの初めてではなかったものの、オリジナルに、しかも長編に、本格的に取り組んだのは初めてでした。
五月最後の日。未曾有の事態で動揺が収まらない日常のなか突然思い立った計画は、これまで長年脳内に住んでいたキャラたちをちゃんとしたお話にまとめてみよう! という無謀なもの。音楽やイラストはずっとやってきたけれど今回は小説で。過去に二次創作でごく短い話を五個くらい書いたことがあるけれど、一次創作の文章に関しては右も左も分からない状態でした。当然ながらどんな読者に読んでもらえるのか、誰かの心に響くようなものが書けるのか、そもそも話として成り立っているのか、などまったく不明。自分のために書こう、そんな動機からだったため、他人からの評価などそもそも度外視した状態でのスタートでした。
書き始めから完結までに三か月かかりました。ジャンルは女性向けライトノベル(恋愛小説)ですが、ヒューマンドラマ仕立てのものです。第1章から第4章まで書き進め全部で17万文字。パートとはいえ全時間の仕事をしながら、よくもこれだけ書けたなって感じです。しかも小説の文章には全然慣れてなかったにもかかわらず。通勤時間などもフル活用して、全部iPhoneのフリック入力のみで書きました。
とっても楽しく、書いている間はこれまで経験したことのない高揚感が胸にあり、夢中でした。この表現は上手くいったな……と一日中自分を褒めまくってみたり、少し切ない展開の場面では、登場人物たちに感情移入して泣いたり、苦しくなったりしたこともあります。舞台となった街へ下見に出かけていき写真をたくさん撮ったりもしました。
オリジナルが初めてだったせいもあり、書き始めてすぐ思ったのは、モチベーション維持が難しいということ。それに気づき、投稿サイトへ掲載してみることにしました。しかし当然反応など皆無。しかも私の作風は周りからかなり浮いていました。そこで、ココナラというスキルを売り買いできるサイトにて「感想サービス」というものを見つけ、利用してみることにしました。(ココナラはいつか出品してみたいと思い常に覗いていた。)
そうして利用したこの感想サービス。長所を見つけ述べてくれつつも至らない点への指摘をビシバシしていただけることが、私にはものすごーーーく有益で励みになることに気づきました!! 感想なんて……一体どういうものだろうと不安を抱えつつも頂いたその内容は、どれもこれも衝撃的にテンションの上がるものでした。そして、私は、今後ずっと依頼を続けられる自分に相性の合った方を探すため、色々なタイプのサービス主さまに手を出して試してみ始めたのです。
そして分かったことが一つ。それは、はっきり自分に合う人合わない人がいるということ。「感想サービス」と一言で言っても本当にとにかく色々なタイプの方がおられるのです。(これについては改めてまた記事にしてみたいと思います。おすすめの方など紹介したり、このサービスを利用する上でのポイントなど。)
面白いですよ。他人から意見を聞いてみるという経験は。お金には代えられない価値があります。創作をする者にとってむしろ必須なのではと思うほどです。友人知人ではどうしても遠慮して正直な気持ちが聞き出せないですからね。やはり作品を作る人っていうのは、不完全なうちから手の内を曝け出して他者からの意見をたくさんもらい勉強していかなければ成長は難しいですからね。
そして、投稿サイトに連載を始めたお話も九月下旬に全36話で完結しまして(連載は週二ペースだったので先々まで予約投稿していて、終了まで三か月以上かかりました。1話分は数千文字でした。)最初ほとんどなかった反応も最後には300を超えてたくさん頂くことができました。こちらで頂いたコメントでの感想もとても嬉しいものでした。
ただ、実は今、ずっと続きを書きたいと思い続けてきたのにもかかわらず、一旦書くのをやめてしまいました。理由は、感想サービスのある方から頂いた辛口評価にあります。その中で指摘された内容の中に、後から思うと「これは要らないものだった」と言えるものと、こちらに過度にショックを与えるような言い回し、言葉遣いをされたものがあったことが原因です。先ほど色々な方がいると書きましたが、最後にとんでもなく合わない方に出会してしまったのです。
私が人の気持ちをモロに感じやすいいわゆる「繊細さん」HSPということもあります。とはいえ、プロでなくても一次創作ならば即売会などに参加しても厳しい言葉を平気で吐かれたりすることがあるらしく、これくらいでめげていては務まらない、という意見もあるかと思います。それについては重々承知です。
ただ、人からお金(しかも万単位)を頂いた上で書く感想ならばもう少し内容の取捨選択と相手を慮る言葉遣いで返すのが相応しいのではないかと、いくら辛口を売りにしているとはいえ、そこは最低限必要なのではないかと、疑問が渦巻いたのでした。悔しくて悲しくて、文字通り三日三晩泣き明かしてしまいました。目が腫れるまで。
それからもこの方から受けてしまった作品へのマイナス感情が気持ちから拭えず、続きを書きたい気持ちが萎んでしまったのです。(その方を批判するつもりは無いのです。基本的には高い見識をお持ちの方だと思っていますし、助けられている方のほうがダントツ多いでしょうから。ただその方が提供しておられる至らないところを指摘しまくるというサービスの特徴が私には合わなかったというだけの話です。)残念ですが、また起き上がれたらいいな。それが正直な気持ちです。
また書きたい。できれば、続きだけではなくこれまで書いたものを大幅に改稿してみたいです。もっともっとよいものに昇格させてあげたい。自作品に思い入れがあり過ぎるのが少し問題かも知れませんが、仕方ないですよね、これはもう。自分の作品とキャラたちを愛しているのですから。そして、ある方から言われました。作者の『作品を書けた喜び』『強い思い』それらが文章に込められていないとそもそも誰もその作品に魅力を感じない、と。この作者の「思い」こそが一番魅力を引き出す肝となる部分だというのです。……これも勉強しましたね。そして、感想サービスには、確実にその思いをきちんと汲み取って敬意を払ってくださる方がいらっしゃる。そんな方に出会えたなら、そんな方から素直な感想を聞かせていただけたなら、それって本当に素敵な出会い、貴重な経験だと思うのです。
小説を書くのはとても楽しい、なかなか他では得られない興奮と喜びがあることを今回私は知りました。そして、小説はとてもとても厳しいものだということも。でも、だからこそ、やりがいがあり、進歩していけるというお楽しみもある。それほどに精魂込めて書いた作品を誰かに手に取って読んでもらったときの嬉しさ、面白かった! 感動した! と言っていただけたときのとてつもない感動……。これは本当に得難い経験だと思うのです。
また書けたらいいな……。今はそれだけを願っています。
次回は、私が利用しまくった感想サービスについてもっと詳細に取り上げてみたいと思います。そこには様々なタイプのサービス主さまがおられること、多くの出品者の中から自分に相性の合う方の見分け方についてなども記事にしてみたいと思います。
読んでくださってありがとうございました!
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……はい。ここまでが一昨年書いたもの。
(現在2022/06/25)
その後、この小説は番外編を再び書き始めることができ、本編も改稿、リライトを重ねて最終的に文字数が22万文字になりました。初めて書いたオリジナル小説はかなりの長編になったわけです。そして今後Kindle販売まで考えており、先日表紙イラストも自前で描いてしまいました。
感想サービスは今でも継続的にお願いしていて、これまで本当に素敵な忘れられない言葉をたくさん頂くことができました。それらはすべてかけがえのない私の宝物になっています。
これからこのnoteには、小説のこともかなり書いていくと思います。私のように、突然思い立って年柄もなく物語を書き出してしまった方も世の中にはおられるでしょう。自信を無くしながらもなんとか自分を奮い起こしてひたすら書いている方もおられるでしょう。
この歳で小説に目覚めてしまった一人の人間の経験話を色々な角度から記してみたいと思います。また、今はありがたくもココナラで文章関連のサービスを提供するまでになった私。そんな私のちょっと変わった経験、上手くやれた秘訣なども記してみたいと思います。
読んでくださった方いらっしゃいましたら、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
